茶髪とパーマをお財布と相談

大学生になって垢抜けていく友人たちに取り残され、私はイマイチおしゃれを自分の物に出来ないまま、夏休みになっていました。帰省した私に母が「ま〜アンタ相変わらず野暮ったい。茶髪とかパーマかけたり身の回りに気を使ったら?」と呆れた口調で何気なく言ったのです。

 

でも、それまで自分でも何か違うな〜と思っていた私は、そうだ、そうしてみよう、と翌日には美容院に行って茶髪のウェーブパーマにしてもらいました。母は「う〜ん。まあ、なかなかじゃない?」と自分の勧めだったこともあり、口数は多くありませんでしたが、やはりちぐはぐというか、何か垢抜けないものを私自身も感じてはいました。しかも、保守的な父は「え!?何で…」と言葉につまり、母に対して「変なこと言うな」と不機嫌でした。

 

せっかくイメチェンと思い、髪を変えたのですが、今度はナチュラル雰囲気だった、黒髪ストレートにあわせていた服の色たちが微妙に顔と合わなくなったんです。これは予想外でした。いや、当然予想すべきだったのですが、茶髪もパーマも初めてだったので、そんなに今までの服の雰囲気が合わなくなるとは考えていなかったんです。
結局、カラーリングはお小遣いが続かないし、髪が傷むし、ということで、退色とともに黒髪に戻し、ウェーブパーマだけは髪にダメージになり過ぎない程度に続けることにしました。

 

茶髪の間のファッション代は、経験しないと分からない予想外の出費でした。
それからは雰囲気を変えるときも、今後のお財布具合と相談するという事を学んだ出来事でした。"